タブレットをリリースする中国メーカーは多数ありますが、やはり安心感ではXiaomiの製品がダントツ。安心感というのは、他メーカーの一部の端末では奇をてらうデザインや一点豪華主義、あるいはスペック負け(例えば、カメラのスペックと実用性が伴わないなど)している製品もあるなか、Xiaomiの製品はオーソドックスなデザインながらもスペックどおりの実用性であることが多いように感じます。
そのXiaomiのタブレットのなかでも、最近 割引率が大きくなっているのが(文末参照)、夏あたりに発売されたMi Pad 4 Plus。今回はこのMi Pad 4 Plusのスペックと特徴について、今さらながらも記載します。
Xiaomi Mi Pad 4 Plusのスペックと特徴
冒頭で記載の「今さらながらに気になってきた」というのも、たまたま 秋葉原のイオシス店頭で販売されている(されていた)」との記事を見つけ、また、イオシス通販にてほぼ新品の未使用中古が流通しているのを知ったことによります。「店頭・国内通販での購入よりも、海外通販が安いのに」と例によって感じることも背景です。
さて、Xiaomi Mi Pad 4 Plusのスペックは以下となります。
- OS: MIUI 9
- CPU: Qualcomm Snapdragon 660、オクタコア
- GPU: Adreno 512
- メモリ: 4GB
- ストレージ: 64GB
- ディスプレイ: 10.1インチ、解像度 1920 x 1080
- WIFI: 802.11 a/b/g/n/ac
- 4G: B1 2100MHz,B3 1800MHz,B5 850MHz,B7 2600MHz,B8 900MHz,TD-LTE: B34/38/39/40/41(2555-2655MHz)、SIM カードはNano SIM
- Bluetooth: Bluetooth 5.0
- カメラ: リア 1300万画素、フロント 500万画素
- 電源: USB Type-C
- バッテリー: 8620mAh Built-in
- サイズ: 24.56 x 14.91 x 0.80 cm、重さ 0.4850 kg
スペック的な特徴はCPUにSnapdragon 660を搭載していることと、大容量の8620mAhのバッテリーを搭載していること。TeclastやChuwiあたりの同価格帯もしくはそれ以下のタブレットと比較すると、ディスプレイの解像度が劣ります。
それでもやはりXiaomiのこと。冒頭のとおり、デザインやスペックに特に際立つ部分はないものの、バランスのとれた実用性重視の端末に仕上げているように思います。あくまでXiaomiのスマホの実機操作感、海外レビューを見る範囲の推測となりますが。
▼Teclast、Chuwiの10インチタブレットの事例。TeclastのT20については、搭載している個々のパーツはよいのですが、ディスプレイの品質と全体のレスポンスが今一つ。反面、8インチとなりますが、M89はキビキビとしたよい端末です。
▲▼外観的にはオーソドックスなデザインですが、万人受けしそうな無難なデザインがXiaomiのよさでもあります。
▲▼個人的に興味があるのが、iPadとのサイズ感の相違。iPad、iPad miniともに周辺機器が充実しているため、これらの流用をつい検討したくなります。以下はiPad 2018とのサイズ比較です。
- 24.56 x 14.91 x 0.80 cm …Xiaomi Mi Pad 4 Plus
- 24.00 x 16.95 x 0.75 cm …iPad 2018
もちろん、ケース単体やキーボード付ケースは流用できないのですが、横幅がほぼ同じであるため、iPad向けに用意されたキーボード単体はジャストフィットしそうです。
価格情報
GearBestでの価格情報は以下。フラッシュセール価格 279.99ドルのところ、クーポン「GB_XM4P64BJ」の利用により269.99ドルに。ただし、100個限定、1/10まで。
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