Amazonや楽天市場で人気のitDEALのスマートウォッチ。家族が購入したのですが、セッティングがてらに1週間ほど使用してみましたので、その使用感を記載します。全般的には屋外での視認性はよくないものの、TwitterやGmailなどのSNSの通知は遅延なく、歩数・睡眠・心拍・血圧など、精度は未確認ですが、バッチリ機能しています。私としてはSNSの通知機能のみでも、十分に購入価値ありの製品との認識です。
購入した製品はこちら(Amazonサイト)
外観、デザイン
外観・デザインにおいては、どの製品もほぼ同じため差別化しにくいのですが、充電器具については改善の余地ありのように感じます。
▼日本語化された外箱。
▼指紋がバリバリに付着していますが、全体像です。
ディスプレイ下側(画像では左)をタッチすると画面が切り替わります。画像のとおり、屋内では視認性はよいのですが、屋外ではじっくり見ないとかなり見にくい。他のスマートウォッチを操作したことがないのですが、一般的にこんなものかと疑問に。
▲▼クリップ式で画像中央の2つの端子を下の画像の端子に合わせて使用するのですが、本体に比べると大きすぎます。
▲充電中はこのように本体の倍ほどのサイズになります。今回は家族のものを借りてのレビューですが、私が狙っていたのは以下の製品。こちらの製品の場合には、ケーブルレスで本体を直接 USBポートに挿しての充電となりスマートです。
▼以下はGmailの事例ですが、スマホのSNS通知をオンにしていると、遅延なくスマートウォッチに連携されます。私が試してみたGmail、LINE、Twitterともに通知を受領できました。本文も参照することができるのですが、参照できるのはSNSの受領直後のみ。
装着感
腕時計としての物理的な装着感についてです。普段、私は腕時計を装着することがないとの前提での記載です。
痛いほどではないのですが、強く締めなくても違和感・しっくりこないような感覚です。他所のレビューを参照すると、「Apple Watchと比較すると装着感はよくない」とのコメントがありましたが、この装着感では高価な製品と3,000円台の本製品と差があるようです。
なお、ディスプレイ面本体のサイズ感については、女性でも大きすぎるとは感じないサイズ(家族の意見も含む)。仕事中などで常用しても違和感や不自然さを大きく感じることはありません。
課題となるのは、前述のとおり屋外での視認性。屋内では全く問題がないのですが、屋外では日陰でもディスプレイの時計などが薄暗く見え、視認性はよくありません。極端に言えば、角度を変えてみたり、二度表示してみて確認できるレベル。
バッテリー消費
スマートウォッチ本体のバッテリー消費については、心拍を30分おき、血圧を10分おきに計測した場合、約1日装着して全体の2/5程度のバッテリー消費。毎日、充電したほうが無難です。
私はiPhone XS Maxでの使用ですが、Bluetoothを常時オンにしていることによる、iPhoneのバッテリー消費を危惧していたものの、気にするほどのバッテリー消費ではなく安心。
もちろん、Bluetoothをオフにしていた時よりもバッテリー消費は増加しますが、その他のアプリやWebサイト閲覧などで、毎日 5時間ほど使用しても、途中で充電する必要があるほどのバッテリー消費ではありません。
アプリ H Bandの設定など
ディスプレイ表示の切替、歩数、睡眠、心拍、血圧の基本機能の管理は、アプリ「H Band」にて行います。
最初に戸惑ったのが、アプリ H BandとのBlutoothによる接続。Blutoothは一度 接続が切れると、マニュアルどおりに行っても繋がらないことが何度もあります。そんな場合には、しばらく放置、あるいはアプリの再起動で接続となることが多くありました。
試してみたことと使用感
私が一週間で試してみたことは、SNSとの連携、歩数、睡眠、心拍、血圧の基本機能。携帯を検索、アラーム機能などは未検証です。では、試してみたことをH Bandの画像に基づきコメントします。なお、画像は二画面を一画像としており粗くなっていますが、スマホで参照の方はタッチして拡大できます。
▼左の画像中央が赤く「デバイス未接続」となっていますが、スマホ(私はiPhone XS Maxで利用)のBluetoothがオンになっていると、「タップして接続する」をオンにすることで、スマホを操作することなく接続できます。接続できない場合は、しばらく放置、あるいはアプリの再起動で対応。
▲画像右の「私のデバイス」をタッチすることで、以下の画面となり各種の設定を行うことができます。
▼例えば、SNSの通知を設定する場合には、左の画像の「メッセージアラート」をタッチし、右の画像のお好みのメッセージを有効にします。
▲私が有効化した着信、SMS、Twitter、Line、Gmailは、スマホ本体からの遅延なく、バイブにより即通知となり、通知を見落としがちな私にとって、これだけでも購入する価値のある機能です。
▼左は歩数計の管理画面。どれほど正確かは未確認ですが、私の場合には通勤時の駅までの移動がメインなのですが(往復で50分ほど)、約 7.7kmと意外なほどに歩いていることが確認できました。
▲右の画像は睡眠の管理画面。「寝付き時間」に「深い眠り」「浅い眠り」と管理項目は多くありません。気になるのは以下のiOS アプリ「Sleep Meister」との相違。同じ日の計測では、H Bandが「浅い眠り」が多いのに対して、Sleep Meisterでは「深い眠り」が多くなっています。どちらがより正確か、真偽のほどは不明。
▲▼iOS アプリ「Sleep Meister」での睡眠の計測は、H Bandとかなり異なる結果に。
▼心拍は30分おきに、血圧は10分おきに1週間ほど計測してみました。私は普段は心拍・血圧ともに無頓着(年に一度、人間ドックにて計測するのみ)のため、正確性は不明ですが、血圧はこんなものでしょう。
まとめ
充電機器が大きいこと、ディスプレイの屋外での視認性がわることの課題はありますが、私にとって、Gmail、Twitter、Lineなどの通知機能はありがたく、今回は家族のものを借りてのレビューでしたが、スマートウォッチを購入することは決定。
歩数、心拍、血圧の測定結果の正確性は未確認ですが、普段 これらに無頓着な私でも、「ちょっとは気にかけてみようか」との気持ちが生じたりもします。
▼今回レビューした製品はこちら。
▼私が現在 興味津々なのがこちらのAMAZFIT GTR。価格は高くなりますが、中国のメジャーブランド Xiaomi関連の製品となり、GearBestでのレビュー数は500件超、お気に入り数は1000件超と圧倒的な人気です。
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