CPUにHelio G99を搭載するAndroid タブレット「ALLDOCUBE iPlay 50 Pro」の派生モデルとして、ストレージ容量が128GBから256GBと倍増となった「iPlay 50 Pro Max」が販売されています。
2スピーカー、Widevine L1に未対応、Android 13ではなく 12であることは、「iPlay 50 Pro」と変わらず。
ALLDOCUBE iPlay 50 Pro Maxのスペック
2023年7月23日現在、AliExpressでは価格表示が割引前となっている一方、Amazonでは 128GBの「Pro」版と同一ページでの販売であり、日本で先行販売されているようです。黄色網掛は「Pro」版との相違事項ですが、ストレージ容量のみにとどまっています。
CPU | Mediatek Helio G99 (MT6789) 8コア |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB UFS 2.1 |
ディスプレイ | 10.4インチ、IPSパネル、解像度 2000 x 1200 |
WiFi、Bluetooth | 11 ac/a/b/g/n、Bluetooth 5.2 |
LTE | FDD:B1/2/3/5/7/8/20/28AB、TDD: B38/39/40/41 |
カメラ | フロント 5百万画素、リア 8百万画素 |
バッテリー容量 | 6000mAh、18W 急速充電に対応、USB Type-C |
サイズ | 248 x 157.8 x 8.4mm、466g |
OS | Android 12 |
その他 | 2スピーカー、GPS搭載、金属製ボディ |
▲▼AliExpressの製品紹介に、AnTuTu ベンチスコアは42万と明記されています。先日レビューした Helio G99を搭載するタブレット「N-One NPad X」の実測スコアは約39万。3万ほどの差がありますが、2つ目のリンク先記事のUNISOC T618(従来のメインストリームのCPU)と比較すると、10万超の差をつけ高スコアであることに間違いはありません。
ALLDOCUBE iPlay 50 Pro Maxの惜しい事項
Teclast T50 Pro、Alldocube iPlay 50 Proなど、Helio G99搭載のタブレット 5製品のスペック・機能の比較
上の記事にて、Helio G99を搭載するタブレットのスペック比較を行っています。「ALLDOCUBE iPlay 50 Pro Max」の発売は2023年7月と後発であるものの、他社製品に先行する「iPlay 50 Pro」がベースとなっており、以下の事項で見劣りします。ただし、Widevine L1以外は大きく実用的なものではなく、価格重視なら「iPlay 50 Pro Max」も購入候補となります。
- ストレージからメモリを仮想的に割り当てる「メモリ拡張機能」を未搭載。
- Android 13の製品が多いなか、Android 12であること。
- バッテリー容量が6,000mAhと、このクラスとしては控えめであること。
- 4スピーカー搭載の製品もあるなか、2スピーカーであること。
- Netflix、hulu、Amazon ピライムビデオなどの動画配信サービスを高画質再生可能な「Widevine L1」に未対応であること。
▼ストレージ 256GBのMax版のAmazon 価格は、クーポン利用により 22,649円(7月23日現在)。他のHelio G99搭載タブレットより安価です。
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