11.6インチのGemini Lake ノート「F5」に注目がいきがちのTeclastのファンレスノートですが、まだまだ 先に販売されたTeclast F6 Pro、そしてTeclast F7も見逃せません。
このうち、14インチのApollo Lake機であるF7がGeekbuyingでセール(279.99ドル)を行っていますので、あらためてその概要の紹介です。
Teclast F7のスペック
私が頻繁に参照している海外レビューサイト「Tectablets」でもかなりの高評価(Jumper EZBook 3 Proと同等以上)のTeclast F7。スペックは以下となります。
Celeron N3450搭載のJumper EZBook 3 Pro、YEPO 737Aとの比較です。表中のF7のストレージは64GB eMMCのモデルですが、今回紹介のモデルはSSD 128GB搭載機です。
スペックとしては、ディスプレイ以外は2017年度に発売のJumper EZBook 3 Pro、YEPO 737Aをはじめとした多くのCeleron N3450と同じ構成となっています。
14インチの中国メーカー製のファンレスノートとの比較も含め、Teclast F7の特徴は以下のとおり。
- 当記事をご覧になっている方には、もはや語る必要もないかと思いますが、Celeron N3450・メモリ 6GBの構成では、Webサイト閲覧、YouTube視聴、オフィスソフトなどはサクサクと稼働します。
- 14インチで同スペックのJumper EZBook 3LがTNパネルであるのに対し、Teclast F7はIPSパネル。
- アルミ製ボディで質感高し。
- 多くの他製品と同様に、背面の小さな扉からM.2 SSDスロットに簡単にアクセスでき、M.2 SSDを換装可能です。
- Apollo Lakeの後継となるGemini Lake機と比較した場合、以下の記事のとおり GPUのベンチマークはApollo Lakeが優位
悩ましいのは、以下のGemini Lake機が、今回のセール価格とほぼ同価格で購入できること。Teclast F7はメモリ 6GB(DDR3)であるのに対し、Gemini Lake機はメモリ 4GB(DDR4)。体感レスポンスは大きく変わらないために、Apollo Lake機とGemini Lake機の選択は、デザインと価格も大きな要素になるかと思います。
▼Teclast F7の質感、同スペック・同ディスプレイサイズでありながらTNパネルのJumper EZBook 3Lとの相違は以下の動画でよくわかります。
▼Geekbuyingでの販売情報。2018年8月18日現在のセール価格であり、価格は流動的です。