先日の記事「 Chwui CoreBook、Teclast F6 Proなど、500ドル未満のCore M3機を比較してみたにて、パフォーマンス重視ならおすすめのCore M3搭載機のうち、500ドル未満の機種を紹介しましたが、500ドル超となるとさらに魅力的な機種がラインナップに加わります。今回はこのうち、2018年8月21日現在 Geekbuyingにてセールを行っている「GPD Win 2 」について、以下の過去記事からポイントのみの再掲です。
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GPD Win 2のスペックと特徴のおさらい
GPD Win 2のスペック表の再掲です。参考までにGPD Win 1、私が実機レビューしたGPD Pocket 7のスペックを参考までに併載しています。
GPD Win 2のスペックは、Core M3 7Y30の機種としては標準的なものですが、ポータブルゲーム以外の用途としても、以下などの魅力が満載です。
小さなボディに高い基本性能
「Core M3 7Y30の機種としては標準的なスペック」と記載しましたが、通常のPCとしても十分すぎるほどのスペックを小さなボディに詰め込んだGPD Win 2は、それだけでもかなり魅力的。
以下は過去記事(源泉はIndiegogoサイト(日本語))の再掲ですが、GPD Win 2のゲームとしての特徴以外をピックアップしたものです(基本スペックを除く)。
- 洗練された外観デザインは、ドイツのレッドドット賞(注)受賞チームと共同で開発
- シャープ製LCD 6インチパネルを搭載
- 温度制御機能のある、2000〜10000rpmの可変式ファンを装備
- アルプス電気製3Dジョイスティックを採用
- 底面には、M.2 SSDカードを簡単に交換できるようにカバー付きスロットを搭載
- 排気口は背面に。これは排気口が側面にあったGPD Winへのユーザーの意見(手で持った際に妨げになる)を反映してのこと
- 2×4900mAhの大容量かつ高密度のポリマーリチウムバッテリーを使用
▼Core M3 7Y30のレスポンスは以下の記事を参照ください。ベンチマークスコアもさることながら、Apollo Lake / Gemini Lake搭載の機種と比べると、体感レスポンスもワンランク違います。
小さいながらも高い拡張性
さすがに小さなボディのためミニPCほどの拡張性とはいきませんが、USB 3.0、Type-C、Micro HDMIと一通りのポート類を備えています。さらに、SSDを交換できるようカバー付きのスロットもあります。
さらに、海外レビュー動画で確認した以下の事項は、私のようにPCを弄るのが大好きな方にとってはかなり魅力的。
- カバー付きのスロットから簡単にSSDを交換可能。
- バッテリーは二段重ねであり、交換可能としています。ただし、バッテリーが容易に手に入ればとなりますが。
- 天板の黒い部分はABS製ですが、これを金属製に交換可能。内部にスペースがあり、このスペースを利用してパーツの増設可能としています。
詳細は以下の記事を参照ください。
まとめ
Gamepadの位置づけとなるため、6インチの小さなボディサイズでテキスト入力を大量に行うような使い方には不向きですが、ゲームを行わない私にとってもかなり魅力のGPD Win 2。基本スペックの高い機種だけに、普段はPCモニターに接続してのメインPCとして、さらには出張時のホテル内での端末(HDMI経由でホテルのテレビへ接続)としての利用価値は大いにあります。
▼Geekbuyingでの2018年8月21日のセール価格は699.99ドル(79,216円)
▼同じくGeekbuyingにてセールを行っているCore M3機が、こちらのXiaomi Mi Notebook Air 12.5
都内のスタバでも見かけたことのある製品ですが、その質感はMacBook Airに負けていません。
Xiaomi Mi Notebook Air 12.5 (Geekbuying)
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