GearBestにて、Beelinkの製品をメインとして静かにミニPCのセールを行っています。今回はそのセール対象製品から3製品をピックアップ。Amazonでも人気拡大傾向のミニPCですが、今回紹介の製品の価格帯は13,000円から26,000円まで。割高感のあるAmazonで販売の製品よりもコスパ度は高くなっています。
Beelink U55
多くのミニPCとTV Boxを販売しているBeelinkの特徴の一つは造り込みの良さ。私は以下のBeelinkのミニPCを所有していますが(Alfawise T1はBeelinkの別ブランド)、ヒートシンク・CPUファンともに単なる汎用品の組み合わせにとどまらず、静音性の高さなど他の安価な製品と比較するとよく考えられた構成となっています。
さて、今回のセール対象のBeelink製品のうち、私のイチオシがU55。旧世代(第5世代)となるCore i3-5005Uを搭載していますが、メモリ 8GB、ストレージ 128GBのモデルが239.99ドル。私は同スペックのChuwi GT Boxを所有していますが、Webサイト閲覧、サイト記事・動画編集では小気味よく動作し、Gemini Lake N4100クラスよりもサクサクと動作します。
▼メモリ 8GB、ストレージ 128GBのモデルが239.99ドル。日本円では26,279 円となります。
▼こちらはAmazonで販売の、同スペックとなる Jumper EZBox i3とChuwi GT Box。GT Boxもよいのですが、CPUファンが喧しいのがデメリット。
Beelink Gemini X45 Premium
こちらは私がサブ的に使用している Gemini X45 Premium。Gemini Lake N4100相当のGemini Lake J4105、メモリ 6GB、ストレージ 128GBを搭載しています。
CPUファンを備えていますが、ほぼファンレス機なみの静音性が大きな特徴。CPUはGemini Lake N4100相当であるため、Webサイト閲覧や、Word編集などのライトワークでは、Atom、Apollo Lakeよりも軽快に動作します。
▼GearBestの価格は215.07ドル。セール対象はメモリ 8GB版ですが(229.99ドル)、メモリ 6GB版でも十分との判断で、より安価なメモリ 6GB版を掲載しました。日本円では23,551 円。
▼Amazonでは同スペックのミニPCは見当たらなかったのですが、スペック的に近いのは以下の製品。価格差は6,000円ほどあります。
▼実機レビュー記事はこちら。
Beelink T4
こちらのBeelink T4は、CPUはAtom Z8500、メモリ 4GB、ストレージはeMMC 64GBと、上記のミニPCと比較するとスペック的には劣ります。また、SSDやHDDの換装・増設もできません。しかしながら、10cm角の厚み 約1.8cmのコンパクトさと、ファンレスであること、安価な価格設定が大きな特徴。非力と言えども、Webサイト閲覧では多少の引っ掛かりを感じる程度で普通に使えます。
私は間もなく、このBeelink T4を実機レビューできるのですが、リビングPCとしてプロジェクターに接続しての動画視聴を目論んでいます。静音でコンパクトなため、リビングPCとしては最適。
▼GearBestでの販売価格は119.99ドル。日本円では13,139 円。この価格でも、もちろん Windows 10 Homeがプレインストール済。